2083485 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

安定生活脱落者の(元ゲーマー)夫と家族の日記

安定生活脱落者の(元ゲーマー)夫と家族の日記

元家電店員(ダンナ)の除湿機うんちく

■■■ ダンナの除湿機うんちく講座(保存版 2006初夏作成) ■■■
格言「除湿機で室温は下がりません!上がります!」
格言というほどでもないのですが、まだ知らない人がおられますので。
正直、「除湿機」という名前が誤解の元なのです。
みなさん、知識として「ハワイ」が涼しいのは湿度が低いからと知っていますので、湿度を下げれば涼しくなると考え購入してしまうのです。

A.除湿機の種類
 除湿機は大きく分けて2つ除湿方式にわかれます。
 1.コンプレッサー方式
   エアコンと同じく温度差を利用して、水分を取り出す方式。
  長所:モーターの性能が向上しており上級機は電気代が安い。
     温度差で取るので短時間で大量に除湿することができる。(室温による)
  短所:温度差なので、冬場の除湿能力は低い。(温風で衣類乾燥する)
     コンプレッサーを搭載しているので、重量がかなりある。

 2.ゼオライト(デシカント)方式
   水を吸い付ける物質に水分を吸着させ、過熱することで、水分を取る方式
  長所:給水物質なので、気温に関係無く除湿できる。(オールシーズン)
     コンプレッサーを搭載していないので、軽量である。
  短所:ヒーターを使用し、水分をとりだすので、気温も上がり、電気代が高い。
     除湿能力は、一定で、じめじめした時でも一気に除湿ができない。

B.名称による機能わけ
  メーカーにもよるが、名称により機能をわけているので、解説します。
  1.除湿(乾燥)機
   吹き出し口が上向きに対応し、衣類乾燥向け機能をつんでいるもの

  2.冷風(乾燥)除湿機(○○クーラー)
   コンプレッサーで分離した冷気を室内に向け出す機能のあるもの
  (だだし、同じ発生する温風も後ろから部屋に戻ります)

  3.冷風機
   以前からある冷風を出す機械、湿度は下がるが、衣類乾燥向きではない。
   オプションで排気パイプが取りつけられます。(エアコンの方が安く上がる)

C.購入時のポイント(注意点)
 1.用途を確認する。
   使用する季節や、乾燥する場所により付加機能(スポット乾燥など)を確認する。

 2.タイマー機能の有無。
   つけっぱなしにすることが多いのでタイマーが無いと不便です。(付いていない機種がある)

 3.水タンクの大きさ&蓋の有無。
   タンクが大きいと長時間捨てなくて使用でき、蓋があると捨てに行くときにこぼれにくい。

D.メーカー別の特徴(2006年度モデルベース)
 ナショナル(ゼオライトモデルのデザイン&操作パネルのデザイン変更)
 1.ゼオライト方式を採用(ハイブリット機はコンプレッサーも搭載)
 2.バイオ除菌とカビ除菌機能付き
 3.アレルギー対策のフィルターを使用(アレルバスター)
 4.ふた付きタンク

 東芝(衣類乾燥時の自動ストップを追加、静音声アップ)
 1.コンプレッサー方式を採用
 2.3種類の送風ができる
 3.2つの角度が選べるオートスイングルーバー
 4.スリムながら大容量4Lタンク
 5.ふた付きタンク
 6.「もうい~快衣類乾燥」で乾燥時に自動停止

 日立(モデル変更なし)
 1.コンプレッサー方式を採用
 2.ナノチタン除菌・脱臭フィルター
 3.ワイドスングルーバー(RD18TX、RD10TX)
 4.ユニークな布団乾燥兼スポット乾燥付き(RD18TX)
 5.冬場の乾燥に効果を発揮「ふんわかヒーター」(RD18TX、RD10TX)
 6.3つのオート機能(おまかせ乾燥、カビみはり、みはり結露防止)(RD18TX、RD10TX)
 7.ふた付きタンク(RD18TX、RD10TX)

 三菱(コンプレッサーモデルに冷風機能を追加、温風ヒーター付きモデルも発売)
 1.コンプレッサー方式を採用(MJZ70AXのみゼオライト方式)
 2.洗濯機で採用した(水イオンによる)デオドライによる消臭機能の追加(コンプレッサーモデルのみ)  2.黄ばみを抑える「サプリメントエアー」(全モデル搭載)
 3.オートスイングルーバー(全モデル)
 4.下吹きルーバー(全モデル)

 シャープ(コンビニクーラーモデルの冷風能力アップ)
 1.コンプレッサー方式を採用
 2.除菌イオンで空気浄化(浮遊カビ、浮遊雑菌)
 3.オートスインク機能
 4.冷風が出せます(コンビニクーラータイプのみ)
 5.ふた付きタンク(コンビニクーラータイプのみ)

 ZO(スイングルーバー採用モデルを発売)
 1.ゼオライト方式を採用(元祖)
 2.スポット送風対応からコンパクトタイプ、ビックタンクと商品が多彩

 タイガー(モデル変更なし)
 1.ゼオライト方式を採用
 2.1機種のみだが、デザインと除湿能力で人気の商品

 コロナ(クーラーモデルの冷風性能アップ)
 1.コンプレッサー方式を採用?(HPで確認できませんでした)
 2.低価格商品の定番、最近やっとタイマーが追加になりました。
 3.クーラーモデルもあります。

 サンヨー(除湿能力アップ&カラーバリエーション化)
 1.コンプレッサー方式を採用
 2.現在は低価格商品1機種のみを販売

 トヨトミ(近日更新?情報なし)
 1.コンプレッサー方式を採用
 2.小型クーラータイプやセパレート式除湿機など個性的な商品があります。
 3.どちらかといえば、冷風機を中心とした業務機よりのメーカーです。

元家電店員(ダンナ)の除湿機うんちくのショッピング

ダンナのおすすめ除湿機はこちらから。



© Rakuten Group, Inc.